お盆の準備

家庭菜園

精霊棚の準備の日。仏壇から、棚にお位牌を取り出して並べ、お花やお供物を飾ります。ナスで馬を作ったり、棚経に来ていただいた時にお参りが出来る準備を整えます。

麻がらと経木

今年は、この2つを買うのが遅くなり、「 売り切れで、もう入荷しません」と言われた時には、一瞬どうしようかと 焦りました。でも、何とかほかの店で調達。これで、お精霊様に、朝昼夕の食事を供することが出来ます。

精霊馬

キュウリとナスに麻がらを足に見立てて作った馬です。残念ながら、キュウリは酷暑の中終了!ナスはなんとか、黒曜を畑からとってきました。(もしなかったら代用で長ナスを使うつもりでしたが)・・・もし使っていたら、母にこんなナスも作っているんだよとアピールできたかもしれません。お精霊様もたくさん見えるので、長いナスの馬のほうがゆったり乗ってこられていいかも。

このナスは、長ナスと丸ナスです。

施餓鬼幡を飾る

わがやでは、近所のみなさんと一緒に合同で施餓鬼のお参りをして頂くので、その折に、施餓鬼幡を頂いてきて飾ります。

経木

昔は、10枚の経木を並べてお膳代わりとし、小さなお皿(土器ではないのでかわらけとは呼ばないのかしら?)をおいて、朝昼夕の食事を供します。昔、母が「みんなが食べるようなものでいいよ。」と言ってくれたので、かぼちゃの煮物やナスやピーマンの煮物、そうめんなどごく普通のものを作ります。今は、行木の数を5枚にして、マゴちゃんと一緒に供えています。麻がらを折って、箸にして並べるのはもちろんマゴちゃんの役です。

※ 木を薄く削って作ったもので、紙以前の記録用に使われたものだそうです。ほかの用途としては食品を包むことなどにも使われます。お盆に使うこの経木は、お膳代わりになります。

お供物

あとは、果物や、お菓子、お迎え団子などお供物を供えて、準備が出来ます。

さて、今年の仏さまのご飯のメニューは何にしようかな。今年は、買ったカボチャじゃなくて、家でできたのを煮てお供えできるのがうれしい。父母に、私たちが作ったカボチャだよと猛アピールしなくてはね。

お精霊様の盆飾り
静かにお盆の迎え火を焚きました。今年は、みんなで集まることをやめました。お墓へのお参りもそれぞれで。棚経と言って、檀家に1件ずつお経をあげに来てくださることもありません。インターネットを使って動画にあ...