ズッキーニがいびつな形になるのは。

いびつな形のズッキーニ家庭菜園

 

 

まっすぐため息が出るような美しい形のフォルム。そんなズッキーニばかりだったらすごいけれど、現実はそうはいきません。初めての美しい形の後には、いろいろないびつなものも誕生します。今回の極めつけがこれ。どうしてかな?同じように早朝交配しているつもりなのにな?

いびつな形のズッキーニ
ズッキーニ2020
ズッキーニ2020

いびつな方は、形だけではなく色つやもよくありません。
一方、ほぼまっすぐに大きく育ったズッキーニはつやがよく、食べてもジューシーでみずみずしさがあふれてくるんです。何とかしてまっとうに育って欲しい!

そこで、何が原因かを調べてみました。
せっかく育てるのだから、おいしく育って欲しいもの。

ズッキーニの楽しさ
6月にはいってズッキーニが旬のときになります。この時期は、朝の楽しみが増えます。ズッキーニの花を愛で、交配し、成長した実の収穫(と言っても、1本ですけど)手っ取り早くは、味噌汁に入れることです。つぎは、焼く。そして炒める。生食もあり。きゅうりがないときの冷やし中華の代用にもします。暑くなって実をつけなくなるまで、この楽しみは続きます。

栄養は足りているか・・・追肥が大切

実がなり始めると、肥料をけっこう食うので、2週間ごとの追肥が必要なようです。大きな花が早朝、元気に咲いていることが元気のサイン。花が小さくなっているときは要注意です。

根っこが、土の浅い部分にあるのでその先端の少し先をねらってあげます。N:P:O が8:8:8のノーマルな肥料を根っこの先から少し離れたところに一つまみ。

もしくは、液肥を1パーセントくらいに薄めてじょうろでかけてあげることをするときもあります。元気のサインを確かめながらね。

必要な栄養を適切な量とることの大切さは、人間もズッキーニも同じでした。

成熟した花粉を、タイムリーにていねいに。

雌花に対して、開いた雄花が見つからず、これから開く雄花をこじ開けて受粉させたことがありました。調べてみるとこれは、NG.まだ十分に花粉が成熟していないので完全に交配できないようです。ちゃんと成熟した花粉であることが大切ね。

花粉の効力は長くないようなので、やはり、早朝に交配するのがベスト。雌しべにまんべんなく。中途半端な交配は変形のもと。

交配したつもりでできていないことは、あった気がします。

何事もていねいに、タイムリーにですね。

ズッキーニも密を避ける

葉っぱが大きいのは元気がよくてグッド。でも茂りすぎていると、余計なところに栄養が必要になるのと、風通しが悪くなってうどん粉病にかかる率も上がります。

実を収穫した後の、下葉を切り取って育つべき実に光が当たり、風通しがよくなるようにするのも大切なこと。

密をさけるのは、ズッキーニの成長にも大切でした。

おまけ・・・支柱のこと

大好きなズッキーニなので、長く楽しみたい。

でも、下葉を切り取っていると次第にうねうねと茎のところが長くなって不安定になります。

大風1つで、吹っ飛んでしまうこともしばしば。そこで、収穫の楽しみは終わります。

変形の理由を調べている途中で、すごくいい支柱の仕方を見つけたのでさっそく参考にさせて頂きました。

今までは、横に寝かせて、斜めに支柱をさして、動かないように押さえることをしていたんです。

 発想の転換!

おおきな葉っぱの葉柄を2本使って支柱に固定させる方法!

この方法を知って感動してしまった。(ありがとうございますっ)

早速やってみました。

追肥・早朝のていねいな交配・葉柄を利用した支柱への固定!

これからも、ズッキーニ愛は続きます。

朝は、味噌汁の色どりに。昼はチーズ焼き、夜はきんぴらの中に入れる予定。
なんにでも使えちゃうからねえ。