わが家の柚子は、たくさん実をつけた年があったと思うと何年も全く実をつけなかったりします。ことしは、ほんの少し収穫したけれど、どれも傷だらけ。以前にたくさんきれいな柚子をおすそわけできていたなんて、今では夢の話みたいなんです。そこで、YouTube頼り。
自分の棘で傷ついて無残な状態の柚子
毎年鋭い棘をいっぱいに出す柚子。わずかになった実をとるのも大変なこと(とってもらっていますが・・・。)
柚子とはこういうものかとあきらめていて、実がつかなくなっているので他にもう1本植えてみた状況でした。でも、これでは、最初はきれいな実をたくさん収穫できたとしてもじきに同じことを繰り返してしまうはず。
柚子を植えた理由は、その実を丸ごと台所で楽しみたいから。何とかしたい。というのが今の気持ちです。
まっとうな手入れの仕方を知ること
YouTubeに柑橘類の剪定を教えてくれるのがあったので、見ているとなるほどと思い、いつの間にかメモをガシガシ取っていました。
たぶん、今手入れに困っている柚子も、昔そのYouTubeを発信しているお店で買ったもののはず。お世話の仕方を丁寧に教えてもらえるのはありがたい。
ほかっておくと上にどんどん伸びちゃうので、三本仕立てにするつもりで、幼い時から形作りをしてあげると、枝や葉が込み入らず、日の光や風通しもよくのびのびと育って実をつけてくれるようです。
こういうのを見るとすぐにでも手入れがしたくなるけれど、適期は3月。
なぜあんな鋭い棘が・・・
ゆずがまとっている棘のすごさと言ったら・・・。怖いくらいです。痛いです。
あれは、なんのため?
どうも、鳥や獣から自分を守るための防御本能らしいです。
でも、それが行き過ぎて、手入れをしてあげないと自分の棘で、自分をどんどん傷つけていくという悪循環をたどるみたい。それで、にっちもさっちもいかなくなる。
繰り返す悪循環
枝葉の茂り方や、棘があまりにすごいんで、どんどん伐採(剪定とは言えない)すると、実をつけるはずの枝まで切り落としていて、全くと言っていいほど実をつけなくなる。これをずっと繰り返してきたのが我が家の柚子です。
悪循環から抜け出すために
YouTubeから教えてもらったことを活かして、少しでもいい方に向けていけたらと思っています。
まず、
棘を切り落とす。(実を傷つける元凶なので)
3月に入ったら、日が入るように中の枝を抜いて主要の3本の枝をはっきりさせる。
その枝を横に広がるように麻ひもなどを使って形づけてあげておく。(これは、若い苗木の方にはしてあげられる!)
木の高さは、手の届く範囲。(普通に収穫できることが大切)・・・ここは、柿の剪定と一緒だ!
枝の軸に触りながら、三角形の断面をしている夏枝と秋枝を見つけて剪定。
ただし、立派に実をつけるようになる5年間は、木を元気に育てることが大事なので、あまり切らない。本格的に選定するのは5年目から。
40cm以上とか徒長した枝は切る。20cm~30cmくらいのは、周囲のを見て考えて切る。
note
支離滅裂になりましたが、以上のことをやります。目的はきれいな肌の柚子を11月に気持ちよく収穫して台所で使うことと、可能なら、おすそ分けできること。
レモンの木が全くなくなってしまったわが家では、柚子はジャム作りに欠かせない助っ人なんです。茶碗蒸しにもひとひら香りを添えたいしね。
柚子が自分で自分を傷つけている現状だけは断固阻止します。伸び伸び育つためには、少し手を添えてお世話することって大切だ。
役に立つ情報、カーメンさんありがとうございます。
追;石灰の話もすごく役に立っています。