10月25日、極早生の苗をついに本格植えした。8月17日に種まきしたほうなので、何と2か月以上経過。途中で畑に出したので、8月17日のは、8月25日まきのとは明らかに違う。何とたくましくなってくれたことか。
自分で伸びていってね方式の8月17日まき玉ねぎ苗
畑のお世話をしていると、8月17日まき、9月19日に畑に植え替えをしておいた分の玉ねぎ苗がずいぶんたくましくなっていることに気がついた。旬の先取りで早く食べたいがために蒔いた種の前半。あこがれの鉛筆の太さになってた。これは、植えるしかないでしょと、さっそくうねづくり。最近のマイブームお決まりの「鶏ふん」「化成肥料」に加えて「ヨウリン」タマネギに使う私の必須アイテム。これでうねづくりをした。玉ねぎの根は下のほうへぐんぐん伸びるとどこかで読んだ気がしたので、底のほうに肥料等を仕込んでおいた。「自分で伸びていって食べてね方式」だ。
昨年と変えたこと
去年と変えた点は、マルチをかけるのをやめたことだ。草除けにはすごく便利なのだけれど終わってからがめんどくさい。どれだけ畑のビニールのちぎれを拾ったことか。そこで、もみ殻マルチ!!!モミスリをしてもらうところでもらってきた。「好きなだけどうぞ」といってくれるので、本当にありがたい。今朝の雨がたっぷり水分補給してくれたし、それをもみ殻が守ってくれるので、玉ねぎがいっそうたくましくなることを期待しよう。
植え付けのとき、苗がずんぐりむっくりしていて、今までのとは違っていた。葉っぱは伸びていないのに、根がすごくしっかりしている。植えていて安心感があった。今までで一番!箱入りにして緩いところで面倒みているのと、早めに畑で自力で生きてきた苗は違うわ。丸ごと別物だ。
8月25日まき、箱育てタマネギは今
かたや、庭の片隅の苗置き場でずっと過ごさせてしまった8月25日まきの苗はいかに・・・。太さは、木綿糸の30番くらい。ヒョロヒョロのもやし状態。それでも外に出してあげなくてはと、10日ほど前に畑にデビューさせた。雨もあまりなかったので、少しの水やりだけ。相変わらずヒョロヒョロで地面でへなへなしてる。大丈夫かなあといつも心配している状況。もちろん同じ極早生、絹てまりの種です。
後に続く中晩生種は、
「泉州黄玉ねぎ」これは、長持ちしてほしい種類なので、箱入りでじっくり育て中。いつ畑デビューさせようかと考え中。今のままだと例年通りヒョロヒョロを植えつけることになってしまうので。
願いは、とう立ちすることなく元気に育ってくれ!です。こちらは少し小さめでもいいのでながもちしてほしいなあ。玉ねぎ種から育て史上初の長持ちを目指したい。
毎日の献立に欠かせないくらい重要な玉ねぎ!!8月から始まっている玉ねぎ愛は深い。
と言いつつ、今は玉ねぎスーパーで買わせていただいている身分なんですけど・・・。
石灰窒素で土のお世話
畑をリニューアルするのに、石灰窒素がいい!昔、父や母が使っていた気がします。私も試してみようと、ずいぶん前に購入したものの、使えていませんでした。今年は、ちっとも畑に足が向いていなくて当然収穫もひどいものでした。今をチャンスに石灰窒素を使って畑の土を良くしようと思います。
石灰窒素とは・・・。
なかなかいい値段のする石灰窒素。父や母がこれを使っていたのは、おぼろげに覚えています。農薬のような肥料のような不思議ちゃん。
調べてみると、最初は水との作用でシアナミドというものに変化して、殺虫・殺菌・除草効果まであるそうです。すこしつよいくするなので、取り扱いは注意してくださいとのこと。
その後、また変化してゆっくりと肥料としての効果を発揮するようです。一品で2度おいしい!それゆえの高価な品なのかなあ。
とにかく購入した以上使ってみましょう。作物のほとんどを失敗した今こそが使い時!!!
注意したこと
体のどこかにつくと大変のようなので、完全防備しました。目にはメガネ。口にはマスク。農業用の帽子をしっかりかぶって顔を包み、手には軍手の上にゴム手袋、足には長靴。思い出してもふきだしてしまうようなあやしい姿で畑まで参りました。暑かったけれど最後までこの格好をキープしましたよ。何かあると嫌なので。(何もなかったですけどね。)
手でまいた跡を、ロータリーでかき混ぜてもらいました。だんだん作物が不出来になっていたところなので、土がよくなるようにと願いを込めての作業でした。
今後の予定は
散布してから10日ぐらいはそっとしておくんですって。その後は、うねを立てて玉ねぎ・にんにくの場所づくりや豆類の種をまく場所づくりをします。来年こそ実りのある年になりますように。
もっと土を良くしたい・・・。