何年間か、ほうれん草がうまく育てられなくなって気持ちが腐ってしまい、小松菜に逃げていました。小松菜はいつも元気に発芽し、育ってくれるたくましい子なので。でも、ほうれん草が以前、青々と育っていたことがあったのは事実です。ほうれん草の元気な育ちは今となっては憧れ・・・トライしました。
ほうれん草は、アルカリ好みなので石灰をたっぷりあげる。
そう思って、牡蠣殻石灰を漉き込んだり、食品の袋に入っている石灰の袋をとっておいてばらまいたり・・・。もちろん苦土石灰をまいたこともありますよ。
石灰にもいろいろあるんだ
知らないまま、試行錯誤でむやみやたらに作っている家庭菜園。それでは、たちうちできそうにないので、調べてみました。
ほんとうは、聞きたいけど、立派なほうれん草を作ってた父にはもう聞けませんから。
土づくりに消石灰を使ってみる
運動会で、白い線を引くときに使うやつ。アルカリ度が高い!でも、土に混ぜてからしばらくの期間おかないと、作物を傷めちゃうみたい。なので、前もっての土づくりに使ってみた。
消石灰って水酸化カルシウムなんだ。
力強いんだ。
20kg入りを店舗で直接買ったけど、思ったよりリーズナブルで助かった。もちろん堆肥や元越えも入れて混ぜ混ぜ。
本葉が出てたくましさを身に着けるまでは赤ちゃんとしてかわいがる。見守る。
土づくりをしている間に芽出しをしておく
これが今までと大きく違うところ。一晩水につけておいて、水を切って冷蔵庫へ。十分冷やしてからしっとり濡らしたキッチンペーパーに包んで暖かいところに置いた。干からびたり腐ったら台無しなので、しょっちゅう様子を見てあげる。種から芽が出るのを確かめるまでは、赤ちゃんのようにかわいがる。
ゆっくりゆっくりだけれど、芽出し出来ました。とげとげの種から、白いもの発見。このころには消石灰も土になじんでいるはず。
今まで、そのまま種まいて、土かぶせて、水やって・・・どうぞ育ってくださいとやってたのとは違う。
かぶせる土も、ふるいにかけてふんわりとさせ、薄くかけた。
水かけも優しく優しく。
アーチの支柱と100円ショップで購入した不織布をかけて見守る。
途中で強く雨の降る日があったが、不織布が守ってくれるのでたたかれてだめになることは免れた。
本葉が出て、たくましく育ち始めるまでは、赤ちゃんと思ってかわいがってあげる・・・これ大切。
ついに黄緑の双葉を認識
すじ状に並んで双葉をのぞかせるほうれん草を確認しましたぞ。何ともかわいい。
少し前に、ヨーグルトと納豆とイースト菌で作った栄養液があるのでそれを薄くしてあげておくつもりです。
元気に育ってね。
(c)onpunotane – イラスト素材 PIXTA –
note
YouTubeで頼りになる動画を見つけました。ひろちゃん農園です。実際にやりながら丁寧に教えてくださるのでとってもありがたい。家庭菜園の救世主ですよ。とっても頼りにしています。最後のひろちゃんのにこっも大好きです。おねえさんがそこにいるみたい。