野菜の個性を生かしてスイッチを入れる。

しょうが家庭菜園


 昨日は、秋畑にするために草だらけだった畑にロータリーをかけてもらいました。うっそうと生えていた草が、土と同化。もう少し日に当てて、後日もう一度ロータリーを回してくれるそうです。ありがたい。
 昨日の白菜の植え替えは、無駄な努力でした。もう少し幼いうちでないと移植は対応できないのかもしれない。移植がそんなに好きじゃない野菜とどこかに書いてあったしな。

野菜の個性

 移植を好まない白菜…こうやって表現するように、野菜たちは、それぞれ好き嫌いがはっきりしているなあと感じる。その個性を知って、好みのように環境を作ってあげれば、野菜がもっと生き生きしてくるのだな。とそこまではわかる。

 今年は、その個性を生かして少しましになった野菜の育て方があった。水が大好きで寒さに弱い里芋としょうがだ。昨年は、全滅で、かろうじてサトイモの種イモだけを残した。しょうがは、いただき物をありがたく使わせていただいていた。

さといも

今年こそは、という思いが強かった。対策としては、植える場所をまるっきり変える事。そして、水やりをする。鶏ふんと過リン酸石灰を割り肥として使った。マルチをして保温。それでも、もしやと思い発芽前に掘ってみてみると、2株ほど腐っていたので、植え込みをし直した。周囲の草を刈って、保温を兼ねてえマルチの上に置いたりもした。
 最初にサトイモのはっぱを大きく育てることが大切とあったので、気をつけてみていた。途中まで順調だったが、何度かの台風にぼろぼろにされた。それでも、里芋はがんばっているので、追肥と土あげをして応援した。自分が育てた中では、初めてまともに収穫が出来そうだ。先日食べた初里芋の味噌汁は、おいしかった。
 好ましい環境の中で、のびのびさ活動せてあげるとやる気スイッチが入ってすくすく育つ。人と似てるよね。

しょうが


 ショウガもきわめてサトイモに似た個性の持ち主なので、同じように育てた。今年は、一気に収穫しないで、一株ずつ取って楽しんでいる。しょうがご飯、生姜焼き、てんぷらの具に潜ませる。酢の物、冷ややっこ、麻婆豆腐、青椒肉絲、用途は様々でよく活躍してくれる。主役ではないがこのショウガの登場で、いろいろな料理が引き締まり、味わいをよくする。なくてはならない人です。いや、しょうがです。今年は、スイッチが入ったなあ。
 今年は、一部を干して、紅しょうがを作っておこう。あれは、ものすごく役に立つ。何より変な薬を使わずできるのがいい。しょうがも無農薬栽培だしね。

 無農薬でもたくましく育ってくれるのもしょうがの個性・よいところかな。