種、たね、タネ。

家庭菜園

 台風のニュースばかりが続いて、まだまだ心配です。それでも、畑の季節は進んでいきます。来年度用にせっせと種集めをしているところです。

大きな大きな「ズッキーニ」と小さなカボチャ「ロロン」

 大きな大きなズッキーニ、30cm以上あります。期待していたのは中に入っている種。おそるおそる切ってみると、普通に料理できる実と、ものすごく色白の種らしきもの・・・か弱すぎて心配なくらいの種。ズッキーニの種ってこんなに色白だったっけ?それともまだ未熟?思い出せずにとにかく切った先から料理してしまった。緑のところも普通にやわらかく、おいしくいただけています。明日は、味噌汁の中に入れてみよう。おっと「ダメもと」で色白の種を取っておかなくてはね。こんなに大きく育ったのはこれ1つだったので。
 それにしても、30cm越えのズッキーニは食べ出がある。来年は、こういうたくましいのをもっと作りたい。数cmでしなびていくのは、受粉がだめなのかそれとも土づくりがいかんのか・・・。わからないことばかり。でもおもしろいんです。

 そして小さなカボチャ。種はありました。この種がまた小さい。中身の充実していそうなのを選んで乾燥し、こちらも取っておきます。「ロロン」は、大好きなカボチャなんだけれど、今年はダメでした。これ1つが出来ただけ。でも、中に種を持ってくれていたことが救いです。「ロロン」は、来年この種でやってみます。

水に浮かせて種の様子を見ます

 元気にニラも種をつけ始めました。こちらは、ほかっておいても大丈夫。繁殖力旺盛でどんどん子孫を増やします。庭のとんでもないところにぐっと元気に生えてくると、刈り取って、「ニラ卵雑炊」や「餃子」に変身します。買ってきて、苗にして、植えたニラが育ったためしはないのに、野生児のようにその辺に生えたのを植えておいたのは元気なんです。大事に囲って育てたのよりも野生児のほうがたくましいよなあ。植物も人間も。
 なので、今年の白菜は、直まきです。(去年苗を育てて植えても、すべておいしく虫のご飯になりました。)いやだけど薄く消毒もしてます。今年は、何としてもちゃんと巻いた白菜を収穫したい!

 種と言えば、(お米の種の)稲刈りも間近です。台風さんお手柔らかに。