今年は暑い夏でした。暑さに耐えきれず、いつもよりうんと早く終了してしまったズッキーニ。この温度なら、もう一度育つかもと思い立ち、今年採れた種をまいて育ててみました。
露地で、2期作できちゃいました。
いつもより早めに種まきをしたズッキーニ。最初、肌のきれいなのが採れて喜んでいると、ウリハムシの攻撃が始まり、今年は長雨のために受けた痛手が大きかった。早い時期にダメになっていきました。でも、今年も1本だけ大きく育ったズッキーニがありました。
出来ましたよ。種採り。去年よりずいぶん早く。
それで、せっかく種があるんだからだめもとで、まいてみようと思い立ち、即実行しました。
8月の種まき。
暑いのにちゃんと発芽してくれました。
その後も、順調に生育していきました。多少のウリハムシなど何のその。春の頃のように交配もしてあげなかったのにちゃんと実をつけるようになっていきました。そのうち、ウリハムシも姿を消していました。
ただいま11月の中旬を迎え、肌のきれいな実をつけてくれています。「今週は温かいけれど、もう少しして霜が降りたら終了になるんだろうな。」 そんなことを思いつつ、感謝して収穫させてもらっています。
2期作できちゃったんです。しかも、今の方がいびつな形のが少ない。
ズッキーニのお好み温度は、私たちと似てるのね。
天敵のウリハムシがいなくなり、温度も、20℃くらい(最高気温)あったりするので過ごしやすいんだ。同じ時期にまいたキュウリの種は、しばらく恵みの収穫をいただけたけど、11月初旬で力尽きてしまった。
それを思うと、ズッキーニの方が温度的には、10℃くらい(最低気温)までは、耐えている感じかしら。
私たちが過ごしやすいときが、ズッキーニも過ごしやすいようですよ。雨も降りすぎず、ときどきお湿りをくれているのもありがたい。真夏のときのように水もあげてないものね。それでも、ズッキーニは元気です。
残りの種は、来年のお楽しみ用
気候が普通ではないので、何が起こるかわからない。それでも、びくびくして何もしなくては収穫はありません。とにかく、今年同様、思ったらやってみること。それに尽きる。
ダメでもともと、もしかしたら、ちゃんと育つかもしれん。そう思って動く。
今年は、温暖化を逆手に取ったのが功を奏した。
やってみるもんだねえ。
数々の失敗の中にあっても、今年のように思わぬ収穫をもたらしてくれるときもある。
やっぱり家庭菜園はいい!
ズッキーニをはじめ、オクラやカボチャの種も…残りの種は来年のお楽しみ用。また、緑と黄色のズッキーニが両方実るかなあ。
楽しみ楽しみ。