稲の苗のお世話をする時期になりました。

田植え前の稲の苗の画像家庭菜園

今まで考えたこともない状況のさなかでも、確実に季節は動いています。今日から、JAに注文しておいた稲の苗を家で田植えまでお世話します。自粛生活であろうとなんであろうと確実に季節の歩みは前に進んでいます。今、やるべきことをやめちゃうと、1年間何も実りがなくなる!せっせと毎日、お水をあげてお世話しますね。美味しいご飯が食べたいからね。

やわらかい黄緑色が、濃緑色に。

JAから届いたばかりの苗は、やわらかい黄緑色。それが苗場に出して、日の光を浴びるとぐんぐんと濃緑色に変化をしていく。
外の空気を吸って光を浴びると急に成長のステージが変わるんだと思うひとときです。

マゴちゃんたちも一緒。
1ステージあがって
今までと違う体験をして、
一回り成長していく時期なんだけどなああ。

普通に過ごせることは、すごいことなんだなあと思うこの頃ですよ。

稲のお世話は、せっせと水やり。

田んぼの耕し、除草、水の管理など、ここの所足しげく出向いては、お世話をしてもらっていました。
その間、ひたすら、自分はマゴちゃんに寄り添う時間。

それでも、これからは、毎日の水やりが私の仕事。たっぷりたっぷりあげます。
水を切らすと、苗によりがかかったように縮こまってきて、
まともに育たなくなっちゃうんですよ。

大切な仕事…心を込めてたっぷり水をそそぐですよ。

気づけば、すり減ってなくなりそうだったトラクターの刃。

父と母から受け継いだトラクター。一度何年か前に刃を変えて以来、使い続けていました。
すり減ってなくなりそうな刃をやっと認識。
取り替えました。

思わぬ出費だったけれど、それでも田んぼの耕しは絶好調のようです。

包丁もそう。
定期的に研いであげないと、まともに切れなくなるからね。

これも、また、われらの体と一緒。日頃のメンテナンスが肝心なことを思い出させてくれます。

すり減ってなくなりそうなものは補完する!!

猫対策の網張!

買ってきたばかりの苗の大敵は、猫。苗の上で寝転がったり、うんちをされたり大変なことになります。そこで、購入したら、すぐに網張をして守るのが恒例行事。今年も、何とか対策が出来ました。

稲の活用・・・わが家バージョン

余すところなく利用価値のある稲。ありがたいですよー。

  • お米として食べます。何と言ってもこれがメイン。
  • 青い稲のうちに、少しだけ青刈りして、干します。それを、お正月のしめ飾りの材料として使用。
  • 稲刈りで出た稲わらの半分は、束ねて畑で資材として利用。
  • 稲わらの残りの半分は、田んぼにすき込んで土を良くします。
  • 籾すりのとき出たもみ殻は、畑の資材として活用。
  • 玄米を精米して出た米ぬかは、畑の栄養にします。たま~に、タケノコをゆでるときや漬物に利用。

最近は、天候の関係かあまりよくお米がとれないので、ひたすら豊作を願っています。

大切な仕事…心を込めてたっぷり水をそそぐですよ。

ちょうど、この稲の苗を植えるころ、マゴちゃんたちも家に戻ります。
どうぞこの先、普通の安心して過ごせる日常が続いていきますように。