数年つくっている家庭菜園の玉ねぎ。最近は、種をまいて育てます。春先の新玉ねぎのことを思うとおいしく作りたい気持ちがアップします。そこで今年は、セルトレイに蒔いてみました。育苗箱にばらまきした時より、1本1本を大切に育てられた感じがします。種一袋のうち、自分ちのを植えても十分に余りがあって、100本ほどはおすそ分けをすることが出来ました。一袋の種って本当はこんなにもたくさん育てることが出来たのだと驚きでした。
種まき
9月6日と12日の2回に分けて種まき。理由は、セルトレイが足らなくて買い足したから。
セルトレイに種まき用の土を入れる。
セルトレイのひとますに種1つを蒔いて少し奥に指先で入れて、押さえておく。
(来年は、種を水につけて、冷蔵庫に入れて十分に吸水させる。常温に置いて、芽が少し出たころにセルトレイに蒔く。・・・これをやってみます。発芽がはやくなるかな)
水やりは毎日する。
底面吸水
追肥は、底面吸水ですごく薄くして行う。(今年は、じょうろで上からかけたので、来年はこれをやってみる!)
発芽からの育苗
いっぱひとからげの今までの育苗と違って1本1本に目がいくので、家庭菜園で苗を大事に育てるのにはセルトレイまきはあっている気がしました。どんどん苗がなくなっていってしまうことが少ないようです。(育苗箱へのばらまきに比べて)ま、セルごとに箱入り娘のように育てているからね。
軸の様子を見て液肥の加減もしやすい気がしました。
土づくり
堆肥と元肥、特にようりんをしっかりあげて、もみ殻もたっぷり漉き込んでしばらく放置。
うね幅は60cmくらいで。
マルチはりと植え付け
黒マルチをはって、穴あけをし、植え付け準備完了。
植え付けは、10月30日。
いつもは、育苗箱から畑に仮植えしてから植えつけるけれど、今回はトレイから取り出して、そのまま植えました。何本あるのか最初から分かっているので、場所を作るのが分かりやすかった。
植えつけてからのお世話
いつもと違うのは、酢の100倍液をあげたことと、草除け保湿のためにモミがらを根元に少しずつ置いたこと。
酢の100倍液は根の張りをよくしてくれるようです。酢には殺菌作用もあるしね。自分たちの体にもいいのだから、やっぱり植物にもよく働いてくれるようです。1週間に1回で、3回あげました。
もみ殻は効果あり。雑草の生え方がもみ殻を置いていないところとは全く違ったもの。
収穫1か月くらい前のお世話
ここからは、未来のことですが、
YouTubeのひろちゃん農園で、MリンPKの紹介があって、収穫1か月くらい前にこれをあげておくと長持ちするようです。
いつも、夏になるとつるし玉ねぎがどんどんダメになってくのを見てため息をついているので、これは朗報。
ちょっと、家庭菜園としては高価な品ですが、使ってみようと思っています。
いつも行く農業資材のお店では、店員さん自体がMリンPKのことを何も知らなかったので、通販に頼るしかないかな。
店員さんが何でもかんでも知っているわけではないものね。
すごく期待して買いに行ったのだけれど残念でした。
家庭菜園で、お隣の先輩と雑談中、やっぱり玉ねぎが長もち保存出来て冬も食べられるのは憧れなのが分かりました。今回のおためしチャレンジは、ちょっとワクワクする。
note
長もちさせるなら、奥のタマネギを育てるのが一番とは思うのだけれど、今年はあまりに早生の苗が育ってたくさん植えたので、早生のタマネギにMリンPKを試してみようと思います。結果が楽しみ。