早春賦

大正琴

金土とまたまた寒くなるようです。それでも、少しずつ春の気配が感じられるようになってきますよね。そこで、早春賦!最近心和むのは、蝋梅の花、あの光沢のあるふっくらした淡い色・・・春が近いしるし。三重県の方では桜の便りも出てきたようですよ。寒緋桜・・・。見たいなあ。

数字譜は、なつかし・うた 口ずさもに置いてあります。

春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず

氷とけさり 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か