作詞/高野辰之・作曲/岡野貞一
俳句の季語としては、旧の1月2月3月ごろに使われるそうです。そう思うと少し早いですが、春の気配を待ち焦がれる身としてはもうそろそろ登場させてみたい曲です。教科書にもあった(と思う)し、マッキーも歌っていましたよね。日本の原風景が浮かんでくるようで、すてきな歌だと思います。
菜の花畠に 入日薄れ
見渡す山の端
霞ふかし
春風そよふく 空を見れば
夕月かかりて におい淡し
里わの火影も、森の色も
田中の小路を たどる人も
蛙のなくねも、かねの音も
さながら霞める 朧月夜
数字譜は、はじめての大正琴に置いてあります。
(菜の花色)nanohanairo
(菜種油色)nataneaburairo