最近では、一番の冷え込みの日。そうなるとリクエストされるのが「関東煮」。出番きましたよ。はかせ鍋。「お鍋にスカートはかせてどうするの?」のような言葉から始まる30年くらい前?から使っている私の愛用鍋。
- 手間いらず・・・ほかっておく時間が長いので、その間好きなことが出来る。
- しかも煮過ぎる、焦げるという心配がない。
- 加熱時間が短いのでとってもエコ。
- 低温調理的にやわらかくなるので、ほっこりして美味しい。…素材を無理に痛め過ぎず、その良さを引き出してくれる感じ。
- 煮え加減が足らなきゃ、さっと火にかけてもう一度ほかれば大丈夫。
- 関東煮の汁など、静かに煮る(保温する)ので澄んでいるのが特徴。
- 保温している間にいい具合に温度が下がるので、味が自然によくしみこむ。
はやめに仕込んでおけば、あとは、フリーの時間が生まれるので、昨日の晩御飯の支度は特に楽だったわ。大正琴の練習しちゃったよ。
いいことずくめ。でも、いつの間にか年代物になっているので見た目はぴかぴかというわけにはまいりません。それでも愛用鍋であることは変わらないです。19cmのも23cmのも持っているけれど、家族が少なくなった今は、19cmを使うことが多くなったかな。関東煮でさえ、19cmでOK.ただ、19cmのは、悲しいことに使ってくる間に中のガラス蓋が割れてしまった!代用品を探しまくったけれど結局あきらめて、別の工夫で使っています。
それは、お鍋の布団!
猫ちゃんの帆布生地。大きなバッグを作った時の残り布。この布団の中身も残布(保温のきくあったかそうな布)はかせ鍋を火からおろして保温するときにかけておいてあげる物。
保温力の増強のため、23cmのはかせ鍋を使うときも(中蓋は健在でも)この布団をかならず使います。
布団の活用は、冬場だけにあらず。そう、毎朝の味噌汁づくり。根菜類等みそ汁の実をみそ汁用小鍋16cmに入れ沸騰させたら、ふたをしたままの状態で火からおろし,布団をかけて寝かせる。
味噌汁も、沸騰させる時間以外は保温するだけで味噌汁の実が十分やわらかくなるんです。
博士鍋の中蓋が割れたことから生まれた、お鍋の布団は、1年中活躍しています。なので、使い勝手のいい冷蔵庫横のこの場所が定位置。頼もしい布団です。
はかせ鍋とお鍋の布団のコンビは、また、この冬も大活躍です。野菜を活かして食べるための大切な道具。
暖かいもの食べて、ほっこりほっこり。