パウスカートって知っていますか?フラダンスで使うギャザーたっぷりのスカートです。オファーがあったので、早速とりかかりました。今までのとは違ったイメージの柄で、明るい!作っていてもテンションが上がります。
何?パウスカートって。
フラダンスで使うスカート。パウという言葉自体がスカートという意味だそうなので、スカート・スカートになっちゃいますが、でも、日本ではそう言いますものね。パウとか、フラパウとかいうんだそうですよ。
生地と材料
生地は、用意してありました。1ヤード90cmのが4ヤード分。ゴムは8コール。あとは、ミシン糸があればできてしまいます。
サイズのこと
今回は練習用ではなくて、ステージで着るものなので すべてサイズ指定。 イメージ図にある寸法通りに作ればいいので、何の迷いもなし。
今回の長さは65cm。すそは、三つ折り。ゴム入れの場所は8コールを2本で、幅は1.5cm。ゴム入れの上部にひらひらはつけません。
・・・ほんとうは、ああでもないこうでもないと考えながら自由に工夫して作るほうが好みなんですけどね。
作り方
パウスカート作り手順
- 1布の周囲をロックミシン掛けロックはしなくても大丈夫
- 2中表にして布をわっかに縫う縫い代は1cmくらい。この時にゴムを入れる位置を確認してそこを縫わないでおく。
- 3ゴム入れの場所を2重にするため、生地を中に折り込んで縫う位置を確認する。ゴム通し幅が1.5cmを2本。端ミシンと、ゆとり分を入れて4~5cmの折り込みでいい。
- 4ゴム通し幅が1.5cmになるように気をつけて、直線縫いする。パウスカートのミシン縫いの写真のように、マスキングテープを利用して布の端の位置を決めそれに合わせて縫うとまっすぐ等間隔に縫いやすい。
- 5すそを三つ折り縫いする。縫い代の端を1cm折り、さらに2cm折って三つ折りにします。アイロンがけすると縫いやすくなります。慣れるまではアイロン定規などを利用するのもいいですよ。
- 6ゴムを通す。とても長いので、途中でゴムがとれてしまうこともあります。私は必ず、ゴムの端をゴム通しに通したら2つ折りにし、縫い糸で縫って頑丈にしてから通します。やり直すのがストレスなので。
ゴムはながめにしておいて両端を縛っておき、あとで長さを調節できるようにします。 - 7最後に糸の始末をしましょう。
間隔を同じにして直線縫いするには、マスキングテープでミシンに印をつけておくと超簡単!
出来上がり
生地が残ったら
残った生地で作るのは、パウスカートカバー。これがあるとかさばらなくて持ち運びが便利です。そして、石のカスタネット?を入れるポシェット。これが欲しいそうなのでこの2つを作ることにしました。
石のカスタネットなんて初めて見たよ。ただ、石を2つ持っているだけなのに落とさないで十分にカスタネットの役割をしている!感心してしまいました。
今回は、明るい生地でテンション上げて作れました。もういくつも作っているので、これも私の定番に入りそう。
完成したのを着て、フラ踊る所見せてもらいました。どんどん上手になっていく・・・。すごいよね。本番見に行けないけれどがんばってね。