定番の巾着袋作りです。昨日作りはじめた巾着を仕上げつつ、途中で止まっていた巾着の作り方を改めてまとめます。9月以来、やっとです。
型紙のこと
型紙を用意します。厚紙でお気に入りの形を作っておくと便利です。
鉛筆でつけてある印がポイントになります。
一番上が最初のぬいあわせの場所、サイドにある二つの斜線部分が、ひもを通す場所の寸法。ひもの太さに合わせて変えます。
そこにある印は、布地をひっくり返すときに使う穴。試行錯誤の末、一番目立たない場所に落ち着きました。小さすぎるとひっくり返せません。大きすぎると後の始末がめんどくさい。それでこのくらいの穴に落ち着いています。
縫い代はこの型紙のまわりに7mmくらい付けます。(上の口の部分はつけません。これが後で何かと便利なので。)
布を裁断したところ
裁断したのがこれ。これの2つ分で巾着が1つできます。表地は、緑と赤の生地を合体させて作ります。(表用2枚、裏用2枚)
布があるのなら、いくつかまとめて裁断するのが便利ですよ。裁断してから布を組み合わせていくこともします。裏生地の合わせ方で印象がすごく変わります。この色合わせが楽しい!
縫う順序です
- 表用の布を中表に合わせて直線縫いする。
- 表側からステッチをかける。これで、表用の布の下準備OK.
- 袋の口のところを作る。表用と裏用の布を中表に合わせて、はしから7mmのところを直線縫いする。
- 型紙を当てなおして、ひも通しのところまでの線を確認し、両脇をぬう。
- ひも通し口の下をぬうため、型紙で縫う曲線をなぞる。どちらか片方だけでOK.裏用の布は裏どうし、表用は表どうしで中表に合わせる。
- ひも通し口より上のところを一緒に縫ってしまわないことが重要。
- 表布はぐるりと縫う。裏布は、ひっくり返すためのあきを縫わない。ひも通し口とあきのところは、返し縫いをする。(丈夫にすることで巾着の価値が上がります。)
- 縫った後の断面はこうなっています。
いよいよひっくり返し、巾着の入れ口、一番最初に縫った角のところを、直角になるように折りたたんであらかじめ引き出しておくと角がきれいです。
裏布の穴から、少しずつひっくり返します。
全部ひっくり返したら、裏布を表布の中に収めて形を整えます。
こんな感じに出来上がります。
この後は、仕上げで今日やってみますね。残るはひも通し口の完成とひも通しです。ひとまずここまで。
今日の色
橙色(だいだいいろ)
※ 私の予定帳では、何かを作るとき、考えたアイデアをやってみるときは、この色をつけます。