気がつけば9月も半ば、とっぷりとカーテン作りに浸っています。家の内装を直しに来ていただいている方を師匠と仰ぎ、見よう見まねでカーテンだけは手作りです。洋服づくりと違うことは、圧倒的に扱う布の量が違うということ。直線縫いしかないから簡単!と、決して侮らぬこと。今まで知らなかったカーテンの仕組みが、縫い始めて少しずつ分かってきました。なんでもやってみなけりゃわからない。頭でわかるのと、そのように手が動くのは別物。出来ることなら手が動く人でいたい。
カーテン作りに必要なもの
まず、カーテンの芯を調達しないことには始まらない。どこのお店にあるだろうと考えた挙句、行ってみたのはカーテンやさん。餅は餅屋でしょう。
ありました!
カーテンの芯とフックを購入。
なんでも、芯にポケットのようなものがついていて、そこにフックを入れていくと自然にひだが出来るというものらしい。
何だ便利なんだー。と勇んで、お店の人に聞いてきたように縫ってみた。仕組みをうまく理解していないせいか大失敗!カーテン1枚分(つくりかけですが・・・)リッパーと目打ちでほどきました。根気よく根気よく。これからの道のりを考えたらこんなことなんでもありませんわよ。
結局、芯にあるポケットは活用しないことにして師匠が言われるとおりにやってみることを決断!
とにかくやってみよう
2倍ひだなので、90cmの窓の長さに約2mの布がいります。その上につけるので、カーテンの芯も2m必要。それを三つ折り縫いの中に入れ込んで縫ってみます。一番怖いのは布がよれてひきつること。平らなところにそっと置いて、丁寧に待ち針を打ちました。リッパーと目打ちばかりが登場していると先に進みませんからね。
ひだの入れ方は、自分のやりやすいように、見本を見ながら決めました。
布の両端を、ひだ分折って縦に直線縫い。
次にその真ん中に、ひだ分折って 縦に直線縫い。
その次にその真ん中に、 ひだ分折って 縦に直線縫い。
そのまた次にその真ん中に、ひだ分折って 縦に直線縫い。
現在のカーテン状況はこれ。
少しずつ、カーテンに近づいています。すそは、一度つるしてみてすその寸法を決めてから最後の最後に縫うんですって。勉強になります。