パジャマ手作り3ー出来上がり線と糸通しはいらない

ソーイング

底冷えのする寒い一日、ストーブの前で丸ごとソーイング。昨日、細かい部品の作図と裁断まで進めておいたので、今日は縫製。2着分を同時に進めているのでミシン糸は同じもので。ロックミシンの糸もあるもので・・・というゆるい作り方です。昨年、襟付きのものも少しずつ作っているので、ちょっぴり手が慣れてきている気がします。ボタン付けの前まで作り上げるはずが、1枚と半分のところでタイムアウトになりました。

出来上がり線は書きません。

最近作るのが楽になったのは、出来上がり線を書かなくなったこと。縫い代の幅さえ一定なら端から1㎝のところを縫えば、そこが出来上がり線なんで。ニットソーイングやるときと同じようにやれるんですよね。普通の織物のときも。基本、布の端っこさえそろえて押さえ金を合わせれば、何も困ることはないのです。自然に出来上がり線は縫えているもの。

そして、私の秘密兵器 糸通しがいらない針

ここで紹介するので秘密ではなくなりますが、老眼になって「針に糸が通せない!」と嘆いていた時期を終え、この針を使うようになってからストレスはなくなりました。針の先に溝があってそこに糸を差し込むだけ。よほどの力をかけない限りはずれません。よく考えたものだとありがたく愛用させてもらっています。

裁断のとき、出来上がり線の印を書くことはありませんが、細かいパーツ縫いのときは、待ち針やクリップだけでは心配なので、しつけだけはします。その時なくてはならない道具です。

大きいマゴちゃん用のパジャマの布が足らなかった問題!

お店の方にも言われていたことでした。110cm×3mでは、大きいマゴちゃん用は無理とわかっていたので、パジャマのズボンで1つ解決。

膝のところで、分割して取れば大丈夫でした。結果、こんな風にズボンのパーツができました。(光線の加減で別物に見えちゃいますが・・・)

それでも足らないので、あとは、見返しと襟で工面しました。

別布は、不足用に買っておいた同じく綿100%の起毛素材。質感は一緒なので大丈夫です。細かいパーツは、一気にまとめてロック掛け、ミシン縫いをしてしまいます。縫い代は、基本1cm。ロックをかけた後は立ち落としがあるので、0.7cmとして縫い進めます。

で、できた襟ぐりはこちら

見返しに別布を使ったのもポイントになっていいことにしました。ポケットも別布で作成。

いよいよ最終ラウンド!あと一息です。でも、ひとサイズ大きいので着られるのは次の冬かなあ。マゴちゃんたち、ぐんぐん大きくなあれ。心も体も。