マゴちゃんへの誕生日プレゼントにしたのがこの絵本(ヨシタケシンスケさんの)。大人が読んでも面白い。そしてこの言葉が頭にくっついて離れない。「それしかないわけないでしょう」自分の脳みそを発掘するおまじないのことばです。がちがちに硬くなった頭を柔らか頭にするためにどんどん唱えることにしましょう。
それしかないわけないでしょう 第1弾
古くなったジーンズは、捨てるしかない・・・わけないでしょう。
マゴちゃんがはき古して捨てることになった穴あきジーンズ。両ひざとも擦り切れています。それにしてもよくはいたものです。サイズも今期でいっぱいいっぱい。すくすく育っているからね。
「処分しておいて」の声に、反応した私です。
さて、どう処分しますかね。
しばらく、置いて考えて・・・よし、肩掛けバッグにしよう!
いつも愛用の肩掛けバッグに変身させることにしましたよ。大人のジーンズに比べて圧倒的に生地が少ない。その幅がバッグの幅にちょうどいいかな…などと思って決定。25cmくらいの幅のものが自分には使いやすいんだなあ。
作るならやっぱり、私の定番の形で。
長いこと愛用しているバッグにはそれなりの訳があるはず。使いやすい形ということで、やはりこの形を変形する方法でやってみます。
作っているうちに、新しいアイデアが浮かんでくるもんですよ。きっと。
黒の革の端切れが残っているのでそれとコラボさせようとか、以前に、「カナリア」で買った面白い生地を裏に使ってみようとか。。。
こんな形からのスタートです。
立体的になっているところを手縫いで押さえて、平面に近づける。これを限りなく定番バッグに近づけてみます。
定番…と決めた段階で固いのかもしれないけど、定番からの新発想だってあるはず。
「それしかないはずないでしょう」今日もこのおまじないのことばをそばに置いて楽しみましょう。
…でも、天気が良くなったら畑の草取りが優先かな。
何日かかけてのんびりと作りました。
少しずつ少しずつ、牛の歩みのように作りました。型紙も作らず、気の向くままここを個のパーツにしようと考え考え。やってみるとうまくいかなくて落ち込み、しばらくさわらないでおいて・・・。でもできました。
それしかないわけないでしょうのおまじないのもと、破れジーンズが定番の肩掛けバッグに変身。全然思うようにできなくて、問題点だらけだけど、完成できたことがめでたいとしましょう。もちろん使いますよ。