戸隠を訪れるときに、そばをいただくのと同じくらい気になっていたのが竹細工。うづら家さんに予約をしてから、竹細工のお店を見学しました。最初は、目の保養だけ!と思って入っていたのに。網目の美しさに加え、「一生使えますよ。」から始まるおばあちゃんの説明もあって、決断!!!大切に使わせていただきます。
戸隠竹細工とは・・・
材料
材料の根曲がり竹を、自ら山に入って調達し、加工から仕上げまですべて手仕事で作りあげます。おばあちゃんのお話だと、そろそろその根曲がりだけを切り出しに行く頃なんだそうですよ。黒姫山まで行くとのことでした。この辺りは、大した野菜を育てることは難しかったので、糧として身近にある材料の根曲がり竹を利用して生計を立ててきたのだそうです。
山に入って材料をとるのも決まった時期必要なだけに決まっているというのが心に残ります。大事にして、つなげていくために大切なことなんですね。
昭和58年に長野県の伝統的工芸品に指定されています。
暮らしの用
暮らしとともに変わる風合い
最初は若竹の色が新鮮です。何十年も使っていると、風合いが増して、味わい深いあめ色になるんだそうです。そんな色になるまで大切に使えたらいいけれど・・・。かなわなければ子供に託して使い続けてもらおう。
お手入れ方法
- たわしを使って洗う
- しっかり水を切る
- 直射日光を避け、風通しのいい場所で陰干しする
3つの約束を守って楽しみます。使います。
竹細工の種類
大きく分けて4種類あるそうです。
- ざる
- めかご
- びく
- み
その中で、いろいろに使えそうだなと思ったのがめかご。高台があるので、水切れ、通気性がよいのが特徴。中のものが直接地面につきません。
最初はざるの網目にあこがれて興味を持ったのですが、初めての戸隠竹細工としていっぱい活用するためにめかごを選びました。
何に使えるの?
やさいや果物を盛る
洗い上げのかごとして利用
パンを盛り合わせる
おにぎりを盛ってみる
靴下を編むときの毛糸入れ
ここからは使いながら、探しまくってみます。何に使えたかまた報告しますね。