2月の初めに仕込んだ手作り味噌。まだ早いことは承知の上で開けました。まだ、若さがいっぱいの未熟な味噌だけれど、これから徐々に発酵して味が増していくのを感じるのも素敵!そこで見つけたのがみそだまりです。最初それが何かわからなかった。でも、調べてみるととてもいいものでした。これからの朝味噌汁がいっそう楽しくなりそう。
みそだまりって知ってました?
みそだまりってご存知でした?私は、今年初めて知りました。…というか、発見しました。本物を目の当たりにできました。
朝の味噌汁用の味噌が今日でおしまい。新しいのを買おうかどうしようか迷ったんだけれど、早すぎ承知の助で、2月に仕込んだものを食べ始めることにしました。
味噌の容器を開けるとき、どんなふうになっているのかすごく心配でドキドキするの。ちゃんとできているといいなあという期待と不安とでね。
今年は、コロナの影響でみんなで集まれず、自宅で作りました。材料調達ももちろん自分で。(日頃どれだけお世話になっていたかを実感!ありがたいことです。)手に入ったこうじも、いつもと少し違うものだったので(麦こうじが入ってる)ドキドキ感満載。
おっかなびっくり、ふたを開けてみると、中には、4枚の大皿が・・・。重石をしていたのでした。これも、今までと違うところ。その皿をとると、薄茶色の水たまりがあるんです。こんなの初めてだったので、急いで調べました。何者かわからないと手が出せないので・・・。
みそだまりとは?
そこで、調べてみるといろいろなお味噌屋さんが丁寧に説明してくださっていました。味噌をつけるときにできる旨味いっぱいのエキスなんだそうです。たくさん味噌を作っても、少ししかできない貴重品だそうですよ。
・重石を適度にしたこと
・麹が豆だけではなかったこと・・・麦こうじも入っています
この2つをいつもと替えたことで、みそだまりを見ることが出来たようです。
このみそだまりをどうしたらいいの?
正体はわかったので、この液体をどうするべきか調べました。
答えは、そのままにしとくです。
この液のおかげで毎年抱えていた問題も解決できるかもしれない。
ワクワクしてきました。
この液が、味噌と空気の間に入っていることで雑菌が増えにくい、カビにくい!!!
液の量は、重しを増やしたり外したりして様子を見ながら加減すればいいようです。
今年の手作りみそ生活、出だしは好調。
いよいよ明日の朝味噌汁から、手作りみそに変更です。
退職後、完全定着した朝味噌汁習慣。家庭菜園の野菜が活かせます。
朝は、味噌汁を食べる。
時間に追われていた仕事時代は、そうもできなかった。(ときもあった。)
それが、今では欠かせない習慣になっています。
あこがれていた手作り味噌を、教えていただける師匠にも出会いました。(何といううれしいこと)
今年も、味噌づくりの集まりが出来ると思いきやコロナで中止。
家で作ることになりました。結局、家族にいっぱい手伝ってもらって4㎏の大豆を仕込むことが出来ました。
しかし、仕込んで4か月。食べるのには、まだ早すぎます。
でも、食べちゃいます。
発酵途中の豆の香りから楽しみます。小さな菜園でできた野菜たちと一緒に。
最近の味噌汁の具と言えば・・・
- エンドウ(もう終わりだけど)
- 春大根(まだ成長過程のを無理やり食べる)
- 新玉ねぎ(早生の種をまいたので、3月後半からどんどん活用)
- 新じゃが(早いに決まっているのに試し掘りしちゃった。何とか食べられる)
- 青ネギ(去年からちぎっては使っています。種も蒔いといたよ)
朝味噌汁習慣は、できた野菜を愛でながら食せる大事な習慣です。
もうじき、いとしいズッキーニもこの仲間に入ります。
朝味噌汁は、季節の移り変わりをキャッチするすごいアンテナでもあるんです。その支えとなる手作り味噌は、特に欠かせない。
元気で作れるうちは作っていきますよ。