世界遺産 韮山反射炉

江川英龍と反射炉日々のことetc

世界遺産韮山反射炉へ行ってきました。

近づくと2つの長細い塔のようなものがあります。世界遺産の韮山反射炉です。平成27年7月に登録されています。間もなく韮山反射炉が出来た所以や、その構造等々が映像で流れました。なかなか工夫された映像で、実物を見るうえでの予備知識ができ、興味がアップできたと思います。ボランティアのガイドさんが、丁寧に説明をしてくださり、なるほどの連続でした。反射炉の近くにある像、「江川英龍」のことを知ったのは初めて。反射炉、品川台場、農兵制度を作り、パンを日本に広めるもとにもなり、絵もたしなみ・・・聞いているとスーパーマンのように日本や民にとって良かれと思うことをぐんぐん推し進める人生だったとのことです。

大砲を作るためのものが世界遺産?と最初疑問に思ったけれど、これがけっして、単体で世界遺産になったわけではなく、23の「明治日本の産業革命遺産」製鉄・製鋼、造船、石炭産業・・・これらをひっくるめてなれたのだということでした。日本をその後発展させていく基礎となる技術を作り出したと考えるとうなづけます。

では、その23の遺産とは?

「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」で調べたらウィキペディアにしっかり出ていましたよ。ここへ行かなかったら、見ることはなかっただろうな。中に長崎のグラバー園まであったのには、驚きました。ずいぶん前に訪れたことがあるけれど、その場所も日本の近代化に大きく関わっていたのだという目では見ていなかった気がする。

知らないことばっかりだ。