稲刈りが終わり、玄米が家に来た。今年は、大変な減収。「台風のせいもあるかもしれないね。どこもみんな去年より少ないよ。」と、もみすり。乾燥をしてくださるところのご主人が言っていた。もう1つの理由は、稲刈りが少し早めだったこと。もう少し置くと、実がいって重さが増えるようだ。焦って稲刈りを早く頼みすぎたということか?
でも、「今ぐらいのほうが、米の粒に青みの残る粒が混じっていて、米全体がみずみずしくておいしい」と教えてもらった。透明感があって何とも言えずおいしいそうだ。長く置けば、重さは増えるが、食味の点ではおちてくる。
食味と重さどっちを取るかで、収穫時期も考える必要があることが分かった。
早どりで米粒が育ち切っていなかったらと心配したが、精米後のようすでは、大丈夫だった。今年は、みずみずしくておいしい米を頂くことにする。
そして、新米を炊いてみた。初!
新米は、水分量が多いので炊くときに水分を控えめにすること。浸水時間もさりげなく短く。わくわくしていた。1年の儀式みたいなものだからね。初物ですよ。
愛用の炊飯器具「釜炊き三昧」by ウルシヤマ工業 で、炊く。
いろいろな器具で、炊飯を試してきたが、今は、これを数年来愛用している。購入したのは、もっともっと前だけれどいろいろ使ってみてやっぱりこれだった。
ごはんが透き通ってる。「うまいっ。」ご飯を一口食べて幸せを感じるひととき。至福。
四畳半の住人・・・懐かしい。
よく覗かせていただいたホームページです。ここで、釜炊き三昧を知りました。詳しい炊飯のデータ。炊飯愛がすごい!中身がぎっしりでみごたえがありました。(今もそうですが)そして、私は、釜炊き三昧の方へとまっしぐら。
- コンパクトでしまいやすい。ふだんは、湯沸かしのやかんと一緒に棚の下にお雛様みたいに並んでいます。かさばらないのがいい。その分台所が広く使える。
- 経済的・・・加熱時間は、沸騰までと13分の弱火加熱のみ。あとは、10分蒸らすだけなので、火からおろしてしまえば、ガスコンロが使用可能。
お釜がはいている「はかま部分」が熱を効率よく伝えてくれているのが好き。 - もう片方のコンロと併用すれば、ご飯が炊きあがる時間で、おかずがちょうど作れる。時間的にもいい。40分~50分もご飯が炊けるのを待っている必要がないので、ストレス減。
- 炊けたご飯がおいしい。羽釜ですから。
- 表面加工してないから、使っていて内釜の塗装がボロボロ取れるということが全くない。あれ、嫌なんです。
- むらした後、釜の内側とご飯の間を意識して離すようにかきまぜれば、そんなにくっつかない。(自立式の丸みを帯びたごはんしゃもじを使ってます。側面の米粒がきちんと取れてくれるので、くっつきの心配は減。
- 頑丈で壊れにくい。(土鍋を使っているときには、内ぶたを割りました。悲しかったな。)
普通の炊飯器、活力鍋、文化鍋、土鍋・・・どれもいいところがいっぱいだけれど、いろいろ試して、私は「釜炊き三昧」です。
新米バンザイ!釜炊き三昧バンザイ!