おいしいご飯は、炊飯器がなくても炊けます。いろいろな釜や鍋で炊いてきましたが、ここ十数年は、羽釜の進化版・釜炊き三昧です。 速い! おいしい!安い!簡単!いうことなしです。
私はやっぱり釜炊き三昧がいい。最近3合炊きに加えて5合炊きも購入。
- 速い。
- おいしい。
- 安い。
- 炊くのが簡単。
- 場所をとらない。
やっぱり、我が家にはメリットの方が多い!
5合炊きは、人数が多いときのための保険。3合炊きでは、間に合わないことが増えてきたので・・・。そのために何を購入するかも、躊躇なく釜炊き三昧でした。
忙しかった現役のころは、炊飯器
現役期間は、炊飯器の恩恵をたくさんいただきました。朝や夜にバタバタ飛び回っているとき、スイッチ一つでできるのは、それはそれは魅力的。
予約炊飯もできるし、保温もしておけるし。
ただ、困ったのは、内釜のテフロン加工のようなものが愛用しているうちにはがれてくることがどの機種でもあったこと。
ボロボロになってはがれそうな釜底を眺めて、何度買い替えてきたことか。
ふーっ。
それが悩みの種でした。
今は、電気炊飯器を使うことはありません。
炊きあがるのが速‼おかずが出来たときがご飯が食べられるとき
3合の米を炊くのに、ガスコンロにかけている時間は約15分。
あとは、蒸らしで10分。
25分でご飯が食べられます。
ガスコンロ 1つ口がふさがる時間は15分
炊飯の間に、おかずを間に合わせて作るので、
ガスコンロが2つ口なら25分+10分(お釜をおろしてからの時間)コンロが使えます。
3つ口の場合は、25分+25分+10分・・・。
十分におかずが作れる時間でしょ。
ご飯が炊けたときにおかずも出来上がっているのがとてもいいと思っています。
それでも、いろいろ炊飯の試行錯誤
活力鍋・土鍋・ビタクラフト・文化鍋などなどほかにもいろいろ試した結果
わが家は、釜炊き三昧です。
- 炊きあがりの状態が我が家の好みに合っている。(ねちゃっとしたのは苦手、少し硬めのもっちりがいい)
- 食べてからの釜の後始末が楽。
- 沸騰時間が短い。(沸騰に間がかかるほうが、水分が十分に吸収されていいのはわかるけれど、あまりに長いと日々のことなのでストレスになる。)
- おいしく炊けて便利でも、便利なだけにおかず作りに頻繁に使うので炊飯の用途に限定しがたい。
試した鍋どれもが大好きでよく使うんだけれど、
わが家の炊飯については、釜炊き三昧に落ち着いた次第です。
ほんとにいろいろ試したなあ。
それくらい、おいしいご飯がストレスなく炊けるのは大事なことだもの。
自分ちにピッタリ合った炊飯方法は、その時々のライフスタイルで変わるもののような気がします。リタイアした今は、釜炊き三昧一択です。
ご飯が炊けるシステムの紹介
炊く前に、米粒の中の中まで水分をいきわたらせる
ご飯をおいしく炊くために必要なのは、米と水と温度。
十分に吸水した米を炊くのが重要
米のまわりについたぬかを軽くとってあげることが必要なので、我が家ではざるとボールを使って、とにかく1度目はササっと洗い流します。すぐに水を変えて、流しとぎを何度か。少しくらい濁っていても大丈夫。
とぎすぎはしません。
水につけておかず、ざるの中で放置。
30分ほど置くと、米が、さらさらしてきます。(その日の気温で全然違うけど)
完全なるさらさら状態は、吸水が出来たよーのサイン。
その間に、ずいぶんいろんな下準備や片付けが出来ます。
音を聞いて炊く
スイッチ一つでは,炊けません。
でも、釜炊き三昧がいいんです。わたしは。
音がするんですよ。(聞きなれたかわいい音)
シュンシュンシュン・・・沸騰してきたよー…という音
釜のふたのすき間から、白い涙(最初のおねば)が少し出ることも。
そこで、中火だった火を一番弱火にする。
ガスコンロのタイマーを13分かける。
そのまま、ピーと言って切れるまでほかっておく。
おかず作りしていると13分はあっという間ですよ。
ここで、「おいしくなあれ」のおまじない
強火にして、1分。余分な水分が抜けるので、いっそうおいしくなります。
これが「おいしくなあれ」のおまじない。
おこげを作るのも自由自在
1分+アルファ の加熱で
ピリピリと音がしてくるのを待ちます。
そして香ばしい香りが・・・。
好きなところで火を止めます。
おいしいですよ。
ふっくらさせるのは、余熱の蒸らし。
火を止めてから、10分蒸らします。
余熱は、高めのほうがいいので、本気でおいしいご飯にしたいときは
お鍋の布団を使います。
火からおろして、布団をかけて(安全な場所で)10分おきます。
蒸らす温度が下がりにくくなるので、より、ふっくらしますよ。
コストが安い
釜炊き三昧の、メリット。
コストが安いこと
そして、ランニングコストも安いこと
ガシガシ洗えて、はげることがないので、長持ち!ずっと使えるから安い!
沸騰したら、トロトロの弱火で13分加熱するだけ。何というランニングコストの安さ!
でも、蒸らし終わった後、天地返しをして息を抜くことは忘れないでね。その後のご飯の様子が全く違うからね。
場所をとらない
立派な炊飯器ほどの定位置はいりません。鍋と一緒に置いておけますよ。
いいことずくめ。まだまだこれから「釜炊き三昧」いたしましょう。
ご飯が炊けるまでの音って、何かいいですよ。
シュンシュンシュン
コトコトコト
ゴトゴト
ピリピリ
いつも、楽しんでこの音を聞きながら台所に立っています。
引退してから、すっかり私の相棒になっている「釜炊き三昧」です。