今まで選んできた本たちが、今までの私を見つめるレンズだとしたら、もう一度それを覗いて、活かすか断捨離するか見ていけば、自分の周囲がすっきりしていくんじゃないかな。まずは、積ん読書を手に取ることからはじめてみる。
本と言っても、食べ物関係が多いですが…。
積ん読書などというと、すごい読書家でたくさんの固い本や文学書が置いてあるイメージなど思い浮かべそうですが・・・違います。(きっぱり)。私、読書家ではありませぬ。
それでも集まる本たち。
なぜか集まる食べ物関係。
料理上手ではないけれど、長いこと興味があったのは確かなこと。
手に取るうちに見えてくるものがあると信じて
スタートしましょう。
さてさて、今日手に取る本は?
かこさとしの食べごと大発見1 ご飯 みそ汁 どんぶりめし
全10巻からなるおいしい絵本です。
1993年に第1刷が発行されています。大発見1は、ご飯 みそ汁 どんぶりめし。それが10まで続き、頭文字を続けると「ごちそういただきます」となるんです。
この本を読む人が、それぞれに、食べごとを見直すきっかけになるようにという、かこさとしさんの思いが詰まっています。
購入した時期から考えて、自分も見たかったけれど子供たちにも読んで食べ物のことを大切に思ってほしかったんだと思います。でも、それは、十分に生かしきれなかったかな・・・。
夏休みに、ひょんなことからこの本を取り出し、まごちゃんと一緒に読む機会を得ました。
交互読みをしながら、味噌の作り方やみそ汁の作り方などを見ていきます。昔と違って手作り味噌で毎日味噌汁を作り食べているので、それに加えて話したいことは満載でした。
みそ汁の苦手なマゴちゃんには、押しつけだったかなあと思いつつも、一緒に読んじゃいました。そして、話しちゃいました。
一生懸命工夫して、おいしいコメがたくさんとれるように努力しているのに、採れたコメのほとんどは、地主さんにおさめていて、雑穀に野菜をまぜてたいたものが普通の食べ物だった様子がのせてあったりと、いろいろな方面から食べることに興味がもてるように、楽しい知識が満載です。
かこさとし ふるさと絵本館
むかし、福井県の越前市を訪れたときに1度立ち寄りました。
だるまちゃんとかみなりちゃん、だるまちゃんとてんぐちゃんなどのだるまちゃんシリーズは、子供たちにも何度も読んであげた絵本です。
そのだるまちゃんはこの絵本館にいました。てんぐちゃんもカラスのパン屋さんもね。
絵本館の中では、ちょうど子供たちがお兄さんと楽しく歌を歌ったりお話を聞いたりしているところでした。
かこさとしさんの絵本に親しんだ方には、とてもおすすめします。懐かしい本がたくさん展示してありました。
カラスのパン屋さん・・・懐かしい。
わが家にあった絵本は、マゴちゃんちに行きました。
追加で、カラスのおかしやさん、カラスのやおやさん・・・などなどもね。
おんぷのたねnote
マゴちゃんとの本読みがきっかけで、在庫の本をもう一度覗いてみるスイッチが押されました。
もう少しすると、家庭菜園秋の部が再開します。それまでのひとときは、積ん読書を手に取って楽しんでみます。