祭り笛日々のことetc

 地元の祭りの日だった。ここのところお休みの日と言えば、台風の話題で賑わっていたが、うれしいことに曇りになった。朝方の雨は心配をさせたが、このあたりの地域では、どこのお祭りも実施できたようで何よりだ。

 子育てはとっくの昔に終わっているし、お宮さんの当番もしばらくないので、寄付の封筒を渡しに行きがてら氏神様にお参りし、くじ引きとお楽しみ券の引き換えをしてきた。それだけの参加だったが当番の方々や、青年団?子供たちで、お宮はあふれかえり、一年で一番賑わっていたのだと思う。

 道を歩くと家の玄関先には祭りの花が飾られ、どこからか爆竹の火薬のにおいがし、祭り感を感じることが出来た。

 お宮の前では、車から着物姿の白塗りの化粧をした女の子がちょうど出てくるところだった。お神楽の為の準備ができたんだ。お神楽は今も続いている。小学校4・5年生くらいのときに9月になるとお宮に行って練習があった。男の子は太鼓の練習。特に大太鼓は特徴のある振りがあってかっこいい!女の子は、お神楽。扇を持って踊る。扇1枚のときは、もう片方には鈴。二人で踊る。扇2枚のときには、その頃は両扇と言って一人で踊った。一人で踊る方は、余計に緊張するが何か誇らしさがある。年齢の大きい子たちがやった覚えがある。

 昔、自分がやったこと。そして娘がやったこと。(娘が両扇をやるときは、うれしくて見入っていたなあ。心躍る日でした。)すたれることなくずっと続いてきているのは素敵だ。青年団が少なくて危機を迎えたときもあったのに。よかったよかった。知らない方のほうがうーんと多くなった町内だが、祭りのときに元気があふれるようになったのはやっぱりいい。

 竹製の祭り笛で、父が吹いていたメロディーは、今でも自分の中に残っている。素朴でなつかしいメロディだなあ。

祭り笛
祭り笛

 思い出に少し浸ってしまった日。さて、昔の思い出を楽しんだ後は、今の自分を楽しみますか。歌の練習の日。

本番間近です。マジか!と思うほど歌えていない。
 『宿題の提出日が近いのに、スイッチが入らずここまで来てしまいどうしようとうろたえるのに、わかりきった一番必要な宿題をやることに入り込めない自分』こんなテーマをもらったら、すぐジェスチャーでできそう。
 今の自分そのものなんで。
 本番当日、歌い終えた後にもお祭り気分になりたいよね。

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